Introductionはじめに

マッチングアプリは本当に安全?危険な目に遭う可能性は?また注意すべき危険人物はいる?

マッチングアプリを使おうとする人にとって気になるのは、やはり「安全性とリスク」です。巷の評判やネットの口コミでも、マッチングアプリにまつわる怖い話を見聞きすることがありますが、実際のところどうなのか?

よくある質問をベースに、マッチングアプリの安全性と危険性についてまとめてみました。

マッチングアプリを使うのは怖いんだけど、大丈夫?
マッチングアプリは運営の監視が比較的厳しいので危険な目に遭うことはそれほどありません。また、発生する可能性のあるトラブルやリスクに関しても、ネットでマッチングアプリの体験談や口コミ情報を事前に予習しておけば危険を回避して安全に使いやすくなります。

怖さを乗り越えて安全に使うためには?

マッチングアプリについては「嘘をついている人がいる」「既婚者がいる」「詐欺師がいる」など、いろいろな噂や口コミ・評判が飛び交っていて「使うの怖いかも……!」って思っってしまいますよね。

基本的には安全性は高い
ですが、基本的にマッチングアプリは真剣に出会いを探している人が多く、最近は監視体制が充実しているので危ない目に遭う危険性は低いです。それに、リスクに対しての対策をしっかりと学び、実行した上でマッチングアプリを利用すれば危ないと思うことに遭遇する可能性はだいぶ下げることができます。

体験談や口コミを読んで使うのがおすすめ
マッチングアプリに限らず、初めて利用するものは最初は誰でも怖いものです。知らないものは怖いというのは、変化を嫌う人間の本能を考えれば誰しも起こりうることで、正常なことです。それでもあなたは運命の人と出会うために、その怖さを乗り越えなければなりません。マッチングアプリの利用に際しての怖さを乗り越えるには、体験談を読んでイメージしてみると良いでしょう。「こんなメッセージが来るんだ」「デートまでの流れはこういうのが一般的なんだ」というパターンを知り予習しておくことで、実際に自分に同じことが起きた時に対応できるようになります。

トラブルの事例も予習しておく
同時に、トラブルに対してもしっかり予習することで「あ、これは既婚者パターンだ!」「夢とか美容とか語りまくるの、業者じゃん!」と気づくことができ、どのように対処したら良いのかパッと分かるようになるんです。たくさんの体験談を読み、何かが起きた時に対処できるようにシミュレーションしておきましょう。

場合によっては弁護士や警察などの然るべき機関に頼ることもあるかもしれませんが、その際も予習をしておけば何をおさえておけばいいのかパッと思い出せるようにしておくことができ、冷静に対処できるでしょう。

マッチングアプリを使う危険性は?
マッチングアプリの危険性は、「安全性の低いアプリ」と「ヤリモクや業者などの悪質ユーザー」に関するものがそのほとんどを占めるものの、これらは適切に対処することで避けることが可能。法律を遵守した健全運営のアプリを使うことや、悪質ユーザーに対しては意思表示をハッキリとして断ることを徹底することで危険性は避けられます。

具体的な危険性と避け方

マッチングアプリを使う危険性はゼロではありません。ですが、アプリ以外での出会いでも危険性はゼロとは言えないというのは、多少の恋愛経験がある人であれば想像がつくのではないでしょうか。

たとえば、

合コンで出会った人が遊び人で家に連れ込まれそうになった。
友達の同級生と一緒に遊んで仲良くなったけど、交際相手としては違うと思いお断りしたらストーカー紛いのことをされた。友人もそんな面は知らなかったと謝られ、止めてくれたおかげで事なきを得た。

といった話を一度は聞いたことがあるのではないでしょか?

怪しいアプリやユーザーを避けるのがポイント
マッチングアプリを使う際の危険性は、現在ではアプリ選びと悪質ユーザーを避けることによってそのほとんどを避けることが可能です。マッチングアプリが危険と言われる理由は「悪質ユーザーやヤリモク」と「安全性の低いアプリ」この2つの組み合わせによるものがほとんどなのです。そのため、この2つをきちんと見極めていれば、合コンや紹介といったいわゆる「自然な出会い」と比較しても大差ないのです。これらの見極め方に関しては「マッチングアプリの利用者に関する FAQ」もご覧ください。

同時に、少しでも怪しいと思ったらきっぱりと断る勇気を持ってマッチングアプリを利用することや、その先のデートに臨んでください。

具体的には、

  • 車に乗せようとする
  • お店の都合を向こうが聞いてくれない
  • お酒を飲ませようとする

といった事態には、毅然な態度を取って断ることでトラブルや危険な目に遭うリスクは回避することが可能です。ノリが悪いといって言いくるめようとする人はあなたを都合良く扱おうとしている人か、悪質ユーザーといった危険人物の可能性が高いです。安全にマッチングアプリを利用するためには、しっかりと意思表示をして、悪質ユーザーに流されないようにする必要があります。

マッチングアプリって事件もあるみたいだけど安全?
マッチングアプリを使う際は「出会い系サイト規制法(インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律)」を遵守した運営をしていることや、プライバシーマークを取得・表示しているアプリを選ぶことで安全性をある程度確保することができます。

安全なマッチングアプリの見分け方

マッチングアプリは現在100種類以上あると言われていて、そのすべてが安全とは限りません。ですが、安全性の高いアプリを見極める方法はあります。

  • インターネット異性紹介事業届出を提出しており、受理番号を掲載している
  • 利用規約で恋人のいない独身のみの利用に限っている
  • 利用規約で恋人探し以外の利用 NG
  • 運営会社の情報が明記されている
  • 有料プランがポイント制ではなく月額課金制
  • 監視が365日24時間体制
  • 公式サイトに個人情報保護の第三者認証マーク(JAPHIC、TRUSTe、プライバシーマーク)の表示がある

マッチングアプリは、通称「出会い系サイト規制法」と言われる法律の規制により、各都道府県の公安委員会に運営の届出を提出することや、アプリ登録者の年齢を確認することが義務づけられています。まずは、この法律に則って運営しているアプリを選ぶことが安全なアプリ選びの第一歩となります。

そのうえで、上記の基準をクリアしているアプリを選べば安全性はグッと上がります。

参考記事
マッチングアプリで結婚詐欺に遭う心配はない?
真剣な恋愛や交際の相手を探している人が多いマッチングアプリには結婚詐欺をはたらく悪質なユーザーがいる可能性は否定できません。ですが、「金品を要求される」「仕事の詳細を教えてくれない」場合は速やかに相手を見切ることや、Facebook と連動しないと使えないマッチングアプリを使うことなどによって、結婚詐欺に遭う危険性を限りなく低く抑えることは可能です。

結婚詐欺の特徴や手口と被害対策

マッチングアプリで結婚詐欺に遭う心配はゼロとは言い切れません。

焦りがある人は結婚詐欺に特に気をつけて
「年齢的に焦っている」「次はないかもしれない」という焦りがある人は特に結婚詐欺師につけ込まれやすいので要注意です。焦っている時に、完璧なプロフィールで素敵なルックス、気遣いや優しさもパーフェクトという人が現れたら舞い上がってアプローチを受け、すぐに心を許してしまいますよね。ですがその人は、手慣れの結婚詐欺師かもしれません。

現在、日本の刑法には正式な名称で「結婚詐欺」という規定はなく、犯罪の名称ではありません。一般的に結婚詐欺とは「結婚の意思がないにもかかわらず、結婚を匂わせたり、結婚すると偽ることで異性に近づき、相手を騙して金品を借りたり奪ったり、心身を弄んだりする行為の総称」とされています。

結婚詐欺をはたらくのは既婚者とは限らない
マッチングアプリは、パートナーがいる人は利用できないのだから、真剣な人しかいないのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、独身であっても結婚を匂わせて金品を要求したり、結婚を匂わせながら交際をするものの具体的には何も話が進まず、実は身体の関係目的だったということは往々にしてあります

時間をかけて騙すケースもある
また、通常の交際と見せかけて数ヶ月かけて関係を深め、あなたの気持ちが離れないと確証を得てから金品を要求するといった手口もあります。このような相手の場合は、短期間でのドタキャンやヤリモクを中心としたマッチングアプリでの通報機能では、表に炙り出すことはなかなか難しいのです。

Facebook 連動必須のアプリを使うと安全
加えて、マッチングアプリでの本人確認は独身証明が必要なアプリは多くないため、独身であるか、実は結婚している結婚詐欺師なのかをプロフィールだけで見抜くことは難しいものもあります。ですが、Facebook と連動できるアプリであれば既婚者や実は交際相手がいる人は登録不可になることが多く、パートナーが確実にいない人同士のマッチングになる可能性がグッと上がります。不安な方は、Facebook との連動がマストなアプリや、Facebook と連動させて友達の数が表示できるようなアプリを利用して、Facebook を連動させているユーザーのみとやりとりをするようにしましょう。

「自分は大丈夫」という油断は禁物
詐欺は「自分は絶対に騙されない」と思っている自尊心の高い人ほど引っかかってしまうという説もあります。あなたの学歴が高くても、仕事で優秀な成果を出していても、自分を過信してはいけません。「金品の要求をされた」「お金に困っているという話をされた」「相手の仕事の詳細を知らない」「相手の自宅に行ったことがない」といった怪しい点があれば、被害を最小限にするためにもすぐに相手をお見切りして離れて下さい。

マッチングアプリで美人局に遭うこともある?
真剣な恋愛や交際が目的の人が使うマッチングアプリには、美人局が少ないので危険性は低いです。そのうえで、美人過ぎる、すぐに会おうとする、大人の関係を匂わせるなどの女性を疑い、避けるようにすれば美人局に遭う危険性をさらに低くすることができます。

美人局の特徴、被害対策

美人局とは、男女が共謀してターゲットの男性を脅す犯罪です。大人の関係など遊び目的で使う人が多い出会い系には美人局は未だにいますが、真剣交際を目的としたマッチングアプリであれば、美人局に会う可能性は限りなく低いです。年齢確認だけではなく本人確認を取るアプリ、Facebook を連動させるアプリであれば、美人局に遭う危険性はなおさら可能性は低いです。

とはいえ、美人局が紛れ込んでいる可能性はゼロとは言い切れないので、念のために以下の特徴に該当するユーザーに遭遇した場合は美人局の危険性を念頭に避けるようにしましょう。

  • 美人すぎる
  • 胸元を強調するなどセクシーな写真を載せている
  • すぐに会おうとする
  • 大人の関係を匂わせてくる

このようなユーザーは、美人局の可能性を否定できません。美人局は手っ取り早く会って騙せる男性を探しています。

  • 会うまでに時間をかける
  • チェーン店や有名店など、他の人の目がある店を自分で指定して選ぶ
  • 当日の予定変更には注意。強引に予定変更を提案されたら即解散
  • どこに連れて行かれるか分からないので、男性も女性の車にほいほいと乗らない
  • 身体の関係は真剣交際にまで発展してから

といった対策を取れば、被害に遭うこと確率を下げることができるでしょう。

マッチングアプリには投資の勧誘や詐欺もいると噂を聞くけど?
アプリユーザーの監視や通報体制が徹底している大手のマッチングアプリであれば投資や勧誘詐欺をはたらく業者に遭遇する危険性はそれほど高くないです。ですが、万が一それらしいユーザーと出会ってしまった場合は、その場で即答しないこと。そして、その場を乗り切って即、運営に通報しましょう。

投資や勧誘詐欺に騙されないための対策

マッチングアプリでは、投資の勧誘や詐欺をはたらこうとするユーザーに遭遇することはそれほど多くはありませんが、残念ながらゼロではありません。独身でパートナーがいない人であれば、マッチングアプリに登録することは誰でも可能だからです。

ですが、多くの健全なマッチングアプリでは通報機能があるため、一度でも投資の詐欺や勧誘をしようとしたユーザーは他のユーザーから通報され、ペナルティが課されていることが明記されたり、退会処分となることがほとんどです。本人確認がしっかりしていて、なおかつ365日24時間体制で監視・通報の対応を行っているアプリであればこのような悪質ユーザーとの遭遇率はかなり低いです。それでも心配だという方は、以下の点に注意して利用してみてください。

  • イケメンや美女すぎたり条件が完璧すぎないかどうか
  • プロフィールに「幸福」「高収入」「不労所得」「感謝」「ご縁」「自由」というワードが散りばめられていたり、過剰なポジティブさを感じる場合は要注意
  • 初対面なのに、複数で会おうとしてくる
  • 友達を増やしたいと書いてある
  • 仕事が自由業や個人事業主で、「ライフスタイルアドバイザー」「トータルライフスペシャリスト」等の謎の肩書きを名乗っている
  • メッセージや会った時に「仕事の悩み」や収入を増やしたいかなどの悩みを聞き出そうとしてくる

これらの条件に当てはまる人は限りなく“黒”に近いです。

また、プロフィールで勧誘を匂わせておらずデートにこぎつけても、1回目では普通のデートを装い、あなたが安心した2回目で勧誘してくるパターンも多いので要注意です。

強引な手口に押し切られないことが大事
怪しいなと思ったらきっぱりと「それって〇〇っていうマルチだよね?」と聞いてみたり「投資とかは友達にファイナンシャルプランナーがいるからその人に相談してる」とその場で即答は控えるようにしてください。勧誘してくる内容は高額なお金がかかるような内容や、あなたの仕事に影響が出るような内容の可能性が高いため、本来すぐに答えられるようなものではないはずです。その場での即答を求められても、「一度帰ってから考えます。」と言い切ってください。そして、迷惑行為に該当するのでマッチングアプリの運営に即通報してください。

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